ライフジャケット法律改定について
2018年より、国土交通省認定商品の印である『桜マーク』の付いた商品以外、釣り船での使用が法律で禁止されました。 『桜マーク』の付いた商品には色々がタイプがありますので下記にてご確認ください。 この法律により、『桜マーク』の付いていないライフジャケットは廃棄または、陸から釣りをする際のライフジャケットにするしかない状況となっております。 ![]() 皆さんがお持ちのライフジャケットに、『桜マーク』が付いているかの確認は簡単にできます。 もし付いていない商品の場合は、買い替えるか、当方のレンタル商品をご使用くさい。 |
![]() ライフジャケットには、製品の品番や製造番号の記載してある黒枠の印が付いています。 この場所に『桜マーク』が付いているかご確認ください。 ![]() 画像は、DAIWAさまのサイトより借用。 上の画像の様に『桜マーク』付いていれば大丈夫ですが、『桜マーク』付きの商品でも海上では使用できない商品がありますので、下記の内容をチェックしてください。 |
![]() ・TYPE-A = 使用可能 ・TYPE-D TYPE-F TYPE-G = 当船では使用不可能 (詳細は国土交通省HPにて確認) 但し、11名以下の遊漁船では使用可能(東京湾内の場合) 12名以上が乗船できる大型の遊漁船では使用不可能 堤防や磯などへの渡船は、使用不可能 |
![]() □桜マークあり/タイプ名の記載が無い商品 ・使用可能 □黒枠の中に製品の品番や製造番号の記載はあるが、桜マークが付いていない ・使用不可能 □製品の品番や製造番号の記載が無い。 ・使用不可能 □黒枠の印はあるが薄くなってよく見えない。 メーカーに問い合わせてご確認ください。 メーカー名が不明の場合や海外製品の場合は使用不可能。 |
![]() 時々見かけるポーチタイプの商品は、ライフジャケットの代替品として使用できない商品が多く出回っているのでご注意ください。 ![]() 上の写真を見て頂くと、ポーチタイプは『救命浮輪(うきわ)』との名称になり、『救命胴衣』とは別物の扱いとなります。 この為、船の上で『桜マーク付きの小型船舶用救命浮輪(うきわ)』を着用していた場合、救命胴衣の代わりにはなりませんので、法律違反となります。 商品によっては救命胴衣として許可されている物もあるので、ポーチタイプをお持ちの方は、ご自分の商品がどちらのタイプかご確認ください。 □参考:使用可能なポーチタイプ メーカー:高階救命器具 商品名:BSJ-4320RS ![]() |
![]() 釣具屋やネットショップで販売されている『海外規格の商品』は使用できませんので、安いからと言って購入されないようにご注意ください。 また、桜マーク入り商品でも遊漁船では使用できないタイプがありますので、購入の際は、『TYPE-A』記載のある商品をご購入下さい。 ポーチタイプの商品は、名称が『救命胴衣.TYPE-A』』となっているかを確認してからご購入下さい。 |
![]() 1年に1回は、ライフジャケットに穴が開いていないか点検しましょう。 点検方法は、ライフジャケットを広げると、口から空気を吹き込む為の赤色のダクトがありますので、その部分から空気を入れて膨らませます。 パンパンに膨らんだ状態で1~3日放置し、空気が抜けない事を確認してください。 少しでも空気が抜けたように感じた場合は、どこかに問題があります。 |
![]() 膨張式ライフジャケットの場合、濡れた状態のまま放置すると鉄製のガスボンベからサビが出ます。 サビを放置すると、ライフジャケット本体の布部分に悪影響を与えたり、ライフジャケットからガスボンベが抜けなくなったり、空気が抜けてしまう可能性があります。 私はこの対策の為、ボンベにペンキを塗っています。 ペンキを塗る時には、下地の鉄部分を紙ヤスリで傷をつけ、サビ止めを塗ってから塗料を塗る方法がベストです。 ![]() |