【天国まで一緒に・・・】





 この題名はクロパラのくらげ仙人さまが付けてくれたものです。
 当初、体験談関係の文章は、クロパラの「猛烈?体験談」のコーナーに投稿する為に急いで作成したものです。

 この為、今読み返すと誤字や文章表現の良くわからない個所が多数あり、恥ずかしいやら申し訳ないやら、イヤイヤ、ペコリ。
 まあ、初めて読まれる方はには関係ありませんがね! (^。^)


 で、本題のスタート!


 私は18歳才の時、交通事故を起した車の部品を拾ってきた事が原因で、若い女性の霊に取り付かれました。
 この話は別の体験談でお話ししますが、その時の信じられない体験から、幽霊の存在や神様の存在を信じている一人です。

 この様な壮絶な経験をしたにもかかわらず、宗教に興味を持たなかったのは、適当でめんどくさがりやの性格だからかも?
 ハッハッハァ・・・


 このお話は寒い真冬の夜の出来事です。
 冬場の収入源は、夜釣りでのメバルとカサゴ狙いです。

 わざわざ夜に狙わなくても良いのではと、誰しも思うのではないでしょうか?
 私もホントは昼間に釣りたいのですが、明るい時間は釣りたくても釣れないのです。

 その理由は定かではありませんが、魚が釣れている条件で夜明けが近づき、空が薄っすらと明るくなると食いが止まってしまうのです。
 以上の理由により、冬場は夜がお仕事の時間となります。


 この日は厚い雲に覆われた曇りの天気。
 魚を狙う場所は明かりのない場所ですので辺りは真っ暗です。
 時期は2月頃でしたので、夜間はとても寒く、おまけに釣果もパットしませんでした。

 また、大雨の後でしたので川から大量のゴミが流れて来ており、材木や大きなビニール袋など水面に浮いています。
 この様なゴミを見ると、過去の経験からか、どうしてもド○エモンに見えてしまうのです。(^_^)


 船は堤防のキワなどを風と潮に乗せて流していますので、この緊張感のあるゴミが近付いたり離れたりします。
 何度となくド○エモンに似たゴミを通り越し、その怪しいゴミが接近する度に全身に鳥肌が立ちます。

 釣れる時期には毎晩出船していますので、夜の海が不気味で怖いと思ったことはありません。
 しかしこの日はなぜだか怖くてしかたないのです。
 で、なぜだか今日はド○エモンを発見しそうなイヤな予感がしたり、私の後ろに誰かが立っているような気配を感じるのです。


 この様な長時間の渡り鳥肌の立つ体験は、18歳の頃から数えて10年振りのことです。
 その当時は、3日に2日は夜中にカナシバリにあい、部屋のドアを空けて幽霊が入ってきましたので、ドアがカチャンと開いた時には、全身鳥肌状態でした。

 この日は、昔感じたイヤ〜ナ雰囲気が辺りに漂っていました。



 この様に、恐ろしい時間が1時間・2時間と過ぎていきます。
 その時、非常にヤバイ物が近づいてきたのです。

 発見したのは50mぐらい先。
 水面に波紋を立てながらゆっくり泳いでいます。
 辺りが真っ暗な関係でそれが何なのか全くわかりません。

 と、その時、水面から手が伸び、おいで・おいでしているように見えたのです。
 見えたのは3〜4秒、水面に波紋も出ましたので見間違いではありません。

 メチャヤバイ状況に全身鳥肌状態。
 ホラー映画のように、水中からオバケが船べりに手をかけ、ムンズと顔をだしたらどうしよう?

 オバケじゃないとしても、未だに生きている恐竜のような巨大生物だったらどうしよう?などと想像する私。

 話は脱線しますが、小学生の時、未だに信じられない生物を2度目撃した事があるんです。
 別の体験談で記載しますが、体長30m以上の巨大なヘビ?と巨大なカニを見たことがあり、もしかしたらネッシーみたいな恐竜が未だにいるのではないかと思っているのです。
 ~>゚)〜〜〜


 で、話は戻り
 船のエンジンをかけ、この場から逃げようかとも思ったのですが、先ほどまでパッとしなかった魚がポツポツと釣れ出したところだったので移動はしたくない。

 悩む・怖い・この場から逃げたい・家に帰りたいと、真剣に悩む。
 なぞの生物は、波紋を立てて私の船に向かって近づいて来る。
 私との距離は30mぐらいまで接近。

 どうする? みそしる?
 距離が徐々に近くなる。

 その生物の正体がぼんやりと見えてきた。
 イメージとしては水面に顔だけ出して泳いでいるように感じる。

 どうする? 逃げる?
 もう少し我慢して見ようと思ったら、またしても水面に手を出し、オイデ・オイデと手招きする。

 もう限界、逃げようと思ったら魚がまた釣れちゃった!
 ウブブ・・・、ドボシヨウ〜。

 ここで名案を思い付く。
 近づく生物に物を投げて見よう!

 この事で、オバケなら逃げずに更に近づいて来るはずだし、謎の生物であれば驚いて逃げると思ったのです。

 私との距離は20mぐらいと更に近づいた。
 船の横に浮いていた木の棒を拾い、その生物に投げた!
 トリャ〜

 その瞬間、”ギャ〜ギャ〜ギャ〜”との泣き声と共に、水面の波紋が横に動いた!
 その大きな泣き声が辺りに響き渡る。
 ゾクゾク・・・

 次の瞬間、空に飛び立った?
 アレレ?

 ガ〜ン、カモちゃんでした。(^o^) 
 ギャハハハ・・・
 エッ、ナニナニ? 「くだらん文章を長々書くな!」って、ハイハイごもっとも。


 後々にわかったことですが、カモは水面で時々羽を広げてバタバタやります。
 人間の背伸びのような行動に思えるのですが、これがオイデ・オイデの正体だったのです。
 お恥ずかしい〜。(~_~;)



 で、ほんとに怖いのはこれから。

 カモちゃんに脅かされされた後もゾクゾクするイヤナ予感は収まりません。
 今日は釣りを止めて帰ろうかと何度も思いましたが、釣れた魚の重量は2kgぐらいとかなりショボショボ。

 これじゃ〜燃料代で差し引きゼロ。
 もう少し頑張るかと己を奮い立たせ気合を入れ直した。

 調子良くアタリが続いたポイントを再度攻めるために船を流しかえる。
 釣りを開始しすると、またもや船の後ろ20m先にイヤな大きさのゴミを発見。

 大きさ的にメチャ嫌な感じに鳥肌連続。
 そのゴミが風に押され、私の船が動くスピードより若干早く近づいてくるのです。


 私の脳裏に、「私を助けて!」、「早く私を発見して!」と声が聞えてきます。
 もちろん、実際には聞こえません。
 この為、再び恐怖心から身体に何度も鳥肌が立ちます。

 こうなってしまったら釣りどころでは無いので、まだ夜中の0時半頃でしたが、イヤな大きさのゴミが近付く前に帰る事にしました。

 帰る途中にも、嫌なゴミがある度に身体に何度も鳥肌が立ちます。
 やっと船着場の手前まで帰ってきた時、恐ろしい出来事が起こってしまったのです。


 早く船着場に到着したいと言うのにスクリューにゴミが引っ掛けてしまいました。
 「こんな時についていないな!」とエンジンを止めました。

 辺りは真っ暗ですので、仕方なくヘットライトを付け、船外機を持ち上げた瞬間、スクリューに絡んだ白ビニール袋が破れました。

 袋からは人間の髪の毛?が出現!
 水面にモワモワと浮きます!
 「ウヮーッ!」と声を出した瞬間、小さな人形の顔である事が分かりホッと一息。

 しかし次の瞬間、見てはいけないものを見てしまったのです。
 そう、人間の乳児のカラダを・・・。


 なんと、人形の顔の横に乳児の死体が水中から浮いて来たのです。
 その瞬間、赤い血が水面にフワ〜と広がります。

 この時、背中からお尻の辺りしか見えませんでしたが、身体はスグに沈んでしまいました。

 この時点ではまだ”人形かも?”との想像がありましたので、「ウヮーッ!」と2回目の叫びをしながらも、さほど驚いてはいませんでした。


 しかし、この後、マタマタとんでもない物を目撃してしまったのです。
 なんと身体が沈むと同時に、乳児の足がフワフワっと浮いて来たのです。

 色は白っぽく、形はまるで鳥肉の様に見え、人形ではなく本物の足でした。

 で、足の太ももの中間付近からちぎれた様に切れており、足の指がハッキリ見えました。
 ちぎれた部分から赤い血が水中に広がりましたので、どうやら私がスクリューで切断してしまったようです。


 これを見た瞬間!
 ギエ〜〜〜ッ! と大騒ぎ!
 ど・ど・ど・どうしよう! と思った瞬間に水中に消えて行きました。

 気持ちを落ち着かせ、スクリューを再度見ると、ビニール袋は絡まったままだったのですが、その他の物は一切消えていました。

 海上保安庁に連絡するべきか悩みましたが、この場所は潮の流れの速い場所なので発見は難しい事と、私の話を信じてもらえるか不安だったので連絡はしませんでした。


 今起きた出来事を整理すると、多分母親が子育てに困り人形と一緒に海に捨てたと思いました。
 残酷な行為です。

 海に捨てるなら穴を掘って埋めてあげた方が私は良いと思うけど・・・。
 とは言えどちらも犯罪ですね!

 それとも発見してもらいたかったから、あえて海に捨てたのでしょか?


 私は今までこの件を封印し、誰にも知らせませんでした。
 この時、沈んだ姿が、「私はこのままでいいの」、「私を探さないで」・・・
 と言う様に聞こえた感じがしたからです。



 しかし不思議な事が1点あります。
 これは、人形がビニール袋から出た後、頭の部分だけ取れて浮いていたのにも関わらず、赤ちゃんが沈むと一緒にゆっくり沈んで行った事です。

 普通はプラスチックで出来た人形であれば浮いていますよね!
 頭だけでも。
 だって今まで浮いていたのだから・・・。

 それに、乳児が一旦水面に浮いたのにもかかわらず、次の瞬間海中に沈んで行った事も不自然に感じるのです。


 私は、赤ちゃんがお人形さんと離れたくなかったので、天国まで一緒に連れて行ったように思えるのです。
 皆さんはどう思いますか?

 この文章を読んだ方が、同じ過ちを繰り返さないで済むかもしれないので記載することにしました。
 この子のご冥福を心よりお祈りしたします。

 END